英国は「プロザック王国」?
Britain 'is true Prozac Nation' イギリスは「抗うつ剤王国」
Medical News Japan
http://www.medicalnews.jp/index.php?itemid=717#more
自由民主党党首 Nick Clegg氏の指摘が掲載されています。
精神療法やカウンセリングが受けられるまでに、2年以上の待機時間が必要とのこと。
その原因が抗うつ剤の処方率が増えたためと、指摘していますが、これには疑問が・・・
英国では、プライマリーケア医が抗うつ剤を処方しているのでしょう。
それで、うつが良くなるのであれば、特に精神科医にかからなくていいのでは?
それでも待ち時間が長いとすれば、精神科医や心理療法士の不足が原因ではないでしょうか?
日本でも、精神科を受診される患者さんの増加に伴い、予約制をひく専門医療機関が増え、3ヶ月待ちというケースもあると言われます。
予約制をひかない医療機関で、待合室で朝から昼過ぎまで6時間待って診察を受けられたとすれば、予約制のところで3ヶ月待つより、早く見てもらえるということに。
だから、長い時間待たされたと、文句を言わないでね!と担当医の言葉。
もう絶望感しか・・・
「新小児科医のつぶやき」より「絶望感の深さ」
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20080214
医療崩壊はもう止まらない・・・
深い深い絶望感しか・・・
これは、勤務医のみならず開業医も同じかもしれません。
いつからこうなってしまったのか???
英国やカナダが歩んだその道を、日本もすすむのでしょうね。
やっと政府も医師不足を認めざるを得なくなった?
医師「総数として不足」政府認める
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/14497.html
(更新:2008/02/13 15:32 キャリアブレイン)
遅まきながら・・・といっても、本当に遅かった!
じゃ、これから医学部の定員を増やして間に合うのでしょうか?
本日の中医協の答申
来年度医療費改定に向けての中央社会保険医療協議会、いわいる中医協の答申がなされたようです。
http://www-bm.mhlw.go.jp/shingi/2008/02/s0213-4.html
わずかでも医療費本体がアップするという、ふれこみでしたが、結果的には多くの医療機関で、マイナスになりそうです。